11月22日(土)に、後期第1回目の公開講座まちなかゼミナールを、吉備国際大学のKIUB(学生会館)にて開催しました。

今回の講師は、外国語学部 外国学科 能登 智彦 先生で、「記者がみた現場の裏側、情報社会と心の健康」をテーマに開催し、9名の方が受講されました。

講座では、長年新聞記者として活動してきた実体験から、誰もが言論を武器にできる時代だからこそ大切にしてほしい”3つのポイント”について、話をされました。

その3つのポイントとは「言葉は受け手のものであること」「先入観や思い込みを持たず、フラットに人と向き合うこと」「周囲の支えは必ず潜んでいるため、優しさを大切にすること」。
ドイツでの取材中に失業者から助けられた体験や、シリア難民に励ましの声をかけた酔っ払いなど、様々なエピソードが紹介され、受講者は真剣に耳を傾けていました。受講者からは「人を傷つけない発信がしたい」「考えるきっかけになった」といった声が寄せられ、言葉について考える機会となりました。

 

2

 

次回は2025年11月29日(土)13:30~、社会科学部 経営社会学科 福本 章 先生による「POPカルチャーとしてのピンク・レディーの社会学的考察」を吉備国際大学 KIUB(学生会館)で開催予定です。

詳しくは「2025年度公開講座 後期まちなかゼミナール」のWEBページをご覧ください。

 

1