令和6年10月8日(火)、南あわじ志知キャンパスにおいて、地域創成生涯学習講座「生物の毒」を開催しました。
今回の講座では、農学部 海洋水産生物学科の氷見先生より、実際の事件や身近な動植物の例を示しながら、毒を持つ理由やその作用についてお話ししていただきました。参加者の方からは害獣除けに使える植物についてなど講義後の質問が多くあり、他の人に話したいとのご感想もいただき、好評でした。

トリカブトやフグは、なぜ毒を持つのでしょう? トリカブトもフグも、私達人間から見るととても怖い有毒生物ですが、今回の講義ではこういった有毒植物・動物の気持ちになってもらいました。どんな生物も生き抜くためにさまざまな戦略を立てていて、毒を持つのもその戦略の一つだということがご理解いただけたのではないかと思います。

次回は10月15日(火)10時30分~11時30分に「植物のお医者さんについて」を開催予定です。
お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。