吉備国際大学地(知)の拠点事業の一環である「地域貢献ボランティアフォーラム」が24日、高梁市文化交流館で開かれ、本学の学生や市内の高校生、一般市民らが日ごろ取り組んでいる活動を報告しました。
ボランティアセンターが毎年開いている「ボランティア実践発表シンポジウム」の第15回記念大会として開催。学生や市民ら約190人が来場したほか、高梁キャンパスと南あわじ志知キャンパスにもネット中継され、約60人が視聴しました。
はじめに、特別講師として招かれた社会福祉法人・大阪ボランティア協会の水谷綾事務局長が「地域のチカラに~あなたにとってのボランティア」と題し講演。ボランティアの意味や活動に参加する際の心得、市民行動と社会のつながりの仕組みなどを、ボランティア初心者にも解りやすく説明してくださいました。
ボランティア活動の実践発表では、本学の学生が今年度から取り組んでいる地域貢献ボランティア活動を単位認定する教科「キャリア開発Ⅱ」の成果について発表しました。高梁キャンパスからは子ども発達教育学科2年の大嶺真奈さん、横山莉子さん、大谷俊介くん、河野誠司くん、南あわじ志知キャンパスから地域創成農学科2年の横山稚さんが、保育園や地域行事、淡路島の青少年交流の家などでのボランティア活動について報告し、自らの体験や成長、未来の自分にどうつなげるかなどを、堂々とした態度で述べていました。
このほか、岡山県立高梁高校の高校生や、高梁市地域おこし協力隊の隊員らが登壇し、幼稚園や高齢者施設、中山間地域でのボランティア活動の報告を行いました。