9月11日~12日、本学文化財学部大原教授および学生3人が南あわじ市立松帆小学校を訪問し、体育館に描かれている壁画を修復しました。
この壁画は、平成16年に松帆小学校を卒業した児童が卒業制作として校舎全景を描いたものです。製作されてから12年の間に傷や落書等が多くついており、制作時より輝きが失われていました。
地(知)の拠点整備事業の一環で、南あわじ市の小中学校に美術作品の状況を調査したところ、平成26年に松帆小学校から依頼があり、体育館の壁に使用されている南あわじ産の瓦を利用して修復方法の実験を重ね、今回の修復となりました。
修復された壁画は美しくよみがえり、児童達は喜びの声をあげていました。