◆ 「地域ブランド」・「まちおこし」から世界に向けて、 「日本ブランド」を発掘し、活力のある地方を創る!

最近、「淡路島たまねぎ」「神戸ビーフ」「灘の酒」等の「地域ブランド」「地域団体商標」(「地名+産品名」)の知的財産で、まちおこしが盛んにおこなわれています。
こうした「地域ブランド」は、地域イメージを向上させ、取引価格の上昇や消費拡大といった効果が見込め、594件(2015年11月)もの登録がなされています(経産省特許庁管轄)。
一方で、今年の6月には国の信用力を活かして、輸出を拡大しようと、地理的原産地と産品の特性が結びついた「地理的表示」・「農林ブランド」(地名+産品名)を知的財産として登録する地理的表示法が実施されています(農林水産省管轄)。登録されれば、国が取締まり違反者は懲役や罰金が科されます。農林水産省が6月1日に申請を公表したものは「八丁味噌」、「夕張メロン」、「神戸ビーフ」など19産品です。
このように、地域団体商標と地理的表示とは相違点があります。そこで、このシンポジウムでは、地域団体商標(商標法)と地理的表示(地理的表示法)との違い、関係、課題をわかりやすく検討していきます。

日    時:1月30日(土)14:00 ~ 15:30
場    所:南あわじ志知キャンパス 大講義室(C棟3階)
       高梁キャンパス 国際交流会館 2階 多目的ホール
(※ TV会議システムにて中継)

問い合わせ先:吉備国際大学 地域連携センター 
南あわじ志知キャンパス Tel:0799-42-4708(平日9:30~17:00受付)
高梁キャンパス Tel:0866-22-9050(平日9:30~17:00受付)

地(知)の拠点ホームページhttp://coc.kiui.ac.jp/index.html[リンク]

※ 地(知)の拠点整備事業について
本事業は、吉備国際大学が「だれもが役割のある活きいきした地域の創成」というテーマで平成25年度文部科学省の地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)として採択され支援を受けています。