本日、高梁市立富家小学校の児童が文化財保存修復学研究科の地(知)の拠点取組である
「高梁市、南あわじ市公立小・中・高等学校が所有する美術作品の調査と保存・修復」
プロジェクトの見学に来校されました。
このプロジェクトは題目の通り、美術作品の調査と保存・修復を行う事業で、現在高梁市立富家小学校が所有している「泳ぎの後」という作品の修復を行っています。

この「泳ぎの後」は、高梁市備中町出身の彫刻家 故宮本隆氏によって60年以上前に制作され、旧富家中学校へ寄贈されたが閉校に伴い、同小学校に引き継がれたものです。
本日は4年生の児童が吉備国際大学文化財総合研究センターに修復現場を見学し、作業に携わっている学生たちに興味津々に質問していました。

修復の完成予定は来年1月末ごろ、きれいな状態になって富家小学校に帰っていきます。